10月5日

久方ぶりのぬら孫ゲームレポートです。
ついうっかり夢中になって全キャラクリアはしたんだけども、やっぱりレポートって、プレイ最中に書いてないと後からよく思い出せないのよね!

というわけで、若ルートを最初からやってみようか、と。
またもチュートリアルから開始。

しかし。
つくづく思うんですよね。
どうして。

昼若モードがないのか、と!!!

いいじゃねーかよ昼若で戦わせてくれたってよぉ。
《妖怪》の文字がついてもこの漫画って任侠物語だから、綺麗どころがやっぱり少ない気がするんでございますよね氷麗さんは癒しハァハァ。

ああだからかな、なんだかちょっと、夜姿の若が幼い感じがするですよ。ちったい夜若さまは嫌いじゃないですよ、むしろ第一話のちったい夜若さま大好物ですよ。
あの可愛さは異常。
あの可愛さだけでメシ三杯どころか週末のツマミになる本当。
本家連中が若ー若ーと騒ぐわけですよ。
しかも一話の頃ってアレでしょ、若さまは反抗期前で、「大きくなったらもっと妖怪っぽくなって、立派な総大将になるんだい!」の頃だから、きっと本家の妖怪たちはみんな、若様が妖気を発するのを今か今かと待ち望んでいたわけでしょ。
そこへあんな立派な姿におなりあそばしたら、そりゃあめでてぇ赤飯だ宴会だってなモンですよねぇ。

……若について語らせると長いので、そろそろ本題へ。

えーと、前回は若ルートで、氷麗と戦ったところまででしたか。
そんじゃその続きから行きましょう。

以下、ゲームあらすじより抜粋。





リクオは、一度は自分をも氷漬けにしてしまった雪女の誤解をときほぐし、大切な側近として改めて迎え入れた。
絆を深めた者たちを連れ、リクオは最終決戦の地へと向かう。


………誤解をときほぐし。って、なんだよ新婚か。
………側近?で、いいの?もう誤魔化すことなく嫁でいいんじゃないのか。


まあいい。とにかく続きだ。

漫画と同様、ここから弐條城へつっこむんですが、そこで魔王(レベル1)リクオと勇者(候補生)ゆらの一行は、手傷を追った初代と再会。

「女狐に軽く挨拶しに行ったんだが、しくじっちまってな」

と仰せの初代へ、

「私が滅するまで死んだらアカンよ!」

と、ゆらちゃん。
ゆらちゃん、おじいちゃんっ子だからか、初代とも仲良しイメージがあるですよ。それは私がアニメから入ったからだろうか。

まあそんなストーリーを経て、鬼童丸ですよ奥さん。
ついに鬼童丸と対戦ですよ!ドキドキですよ!
私がフリーモードで、リクオ&氷麗&鬼童丸、なんて、息子夫婦&舅なパーティ組んでしばらく遊んでいたのとあんな話書いてるせいで手元が鈍るですよ!(笑)

だって鬼童丸父さんを護衛につけたときとかね、リクオさんに「お守りいたす」とか言うんですよ。
すっかり気分は三千世界のどっかですわ。ごっこ遊びに最高ですこのゲーム。玉章とか猩影とかも操りたかったにゃー。




鬼童丸を倒した後はアレです、漫画通り順当に、羽衣狐を倒しまして。

鵺は。










復活しません!










えええーーーー、びっくり、なにその魔ニフェスト!
やっぱりラ王はだめですか、裸王はだめなのですか!
すっげ楽しみにしてたのに隠しキャラでもなしですかああああ!





間。





そしてエピローグへ。
なるほど、やっぱり盛り上がりは首無・氷麗戦だったということでよろしいですかね。

エピローグで出てくる昼姿の若さま、和むわー。

ゆらちゃん曰く、螺旋封印はし直したそうです。
「妖一匹入るスキがない」そうで。
伏目の護法たちとか異界祇園の白蛇さまとかは、人に奉られてるから問題無しと思われますが、それでも肩身狭くひっそり暮らしてるんでしょう。
そう考えると、遠野って妖怪にとって暮らしやすそうだよね!

さてそんなゆらちゃんに、昼若さま。

「じゃあボク、一生京都旅行できないかもね」
「うわ、なんちゅー自虐ギャグ。それつっこみづらいわぁ」

仲良しさんな魔王レベル1と勇者候補生の二人は大好きです。

そしてここまで全く出てこなかったカナちゃんが、申し訳ばかりにエピローグで出てきて、二人で仲良く修行する魔王レベル1と勇者候補生を見て、終わり。
まーなんちゅーか、人間の出番が少ねーゲームだなー仕方ないけどよぉ!w

次があるなら、是非、昼若さまを。
牛鬼の修行にも耐えうる強靭なお体と素早さチートな昼若さまを!!
あと回復力もチートだよね?!
黄金の腕輪使ったデスピサロばりにチートだと踏んでるんだけど違いますか?!





エピローグの見所は、昼若さまに物陰から熱い視線を投げかける氷麗さんでした。

「……ああ、それにしてもリクオ様、人のお姿のときも、ずいぶんりりしくなられて……v」





と、ここで終わり。










と、思うでしょう普通???!!!





やられました。木公はすっかりやられました。
まさかエピローグの後も続くなんて思わないじゃないですか。





初代が傷を癒しに遠野へ行ったそうです。
遠野でしばらく養生されてるらしく、九月の連休にリクオさん、お見舞いに行かれたんですって。



いやあ。リクオさんてさあ。



ほんとに。



おじいちゃんっ子だよねー(なま暖かい目)。



妖怪任侠ですよ。極道ですよ。ヤのつく自由業ですよ。

それが赤ずきんちゃんよろしく、おじいちゃんの養生先へお見舞いに。鴆さんが「安静にしてりゃあ大丈夫」って太鼓判押してるのに、お見舞い。
遠野へ御礼がてらとか書いてあるけど、本命はじじいでしょ。
いや任侠一家だからこそ、そういうのを大切にするのかもしれないけど、それを差し引いても、リクオさんはおじいちゃんっ子だと思うわけです。原作でも、アニメでも、ゲームですら。

で、赤河童さんに挨拶したリクオさん、「この時間なら修練場にいるはずだぜ」と淡島に教えてもらって、おじーたんお見舞いにきたよーと、とてちて向かいました。





さて、修練場には。















見知らぬ、若い、金の毛並みの大妖がおりました。















リクオ「………誰だ?」
氷 麗「って、リクオさまにソックリですけど……」
リクオ「じじいはどこだ?」
カラス天狗「何を仰います、初代ならあそこに」
リクオ「何っ?!」
ぬらりひょん「……ん?おお、リクオ!ずいぶん遅かったのう。ちょっとだけ心配したぞ」

というところで、初代の姿は見慣れたじいちゃんのお姿に。

ちょっと心配?
ああ、すごく心配してたのねおじいちゃん。
四百年越しに恵まれた、つい数年前まで年齢一桁だったお孫さんだものね。
転んでやしないかとか、妙な妖怪に因縁つけられてやしないかとか、そりゃもう心配だよね。

爺の心配をよそに、目の前で大妖→爺変化した初代にリクオさんパニック。

「どうなってんだ?!」
「………なんじゃ?狸に化かされたような顔しおってからに」
「いや……てめぇ、ジジィだよな?」
「なにを言っとる。おお、そうか、おまえ、妖気にあてられて幻でも見たな。ここではまれに、そういうことがあるらしいんじゃ。
 ワシ、今は相当調子がいいからの、みなぎるワシの畏と里の妖気が、なんか見せたんじゃろ」
「そ、そんなことがあんのかよ」

パニックから復活したリクオさん、とにかく初代が元気そうなので一安心。
初代も元気が有り余っているそうで、





「せっかくじゃ、久々に稽古をつけてやろう」





と、またもや若き日の御姿で仰せではありませんか。





ラスボスきたーーーーーーー!!!!!





ええ、そうです。

こやつこそが、リクオルート真のラスボス!!!

立ち絵で並ぶと、リクオさんはまだまだ幼い。
夜姿だとすっかり青年ぽいんですが、いやいや、初代の脂ののりきった色気にはまだまだかないませんやこりゃ参ったね!

あ、なにが幼さを助長しているのだろうと思ったら。

リクオさん、着物の合わせが。
ぴっちりしてる(笑)
やっぱりこれってあれですか、あんまり開いてると氷麗さんが、
「若、そのような格好をなさっていては、お風邪を召されますよ!めっ!」

って、閉じちゃうのかな。

対して初代、胸元がばぁw 胸板やばすやばす。





真のラスボスの割には、ストーリーモードなのであんま強くないです。むしろでくの坊です。
実は初代の真の実力は、「とことんモード」にこそあるのですが。
そこでは私、十連敗したのですけど。
だって護衛に雪羅さんとかいるし。





初代に勝って、ようやくEDです。
初代はまだ妖気の薄い場所だと、こうはいかないだろうからもう少し遠野で養生されるそうです。

「そんじゃあなジジイ、養生しろよ」
「おお、お前も気をつけて帰るんじゃぞ」

の、何気ないこういう会話にも、爺と孫のお互い大好きっぷりがにじみ出てて私は大満足でございます。
家族愛的な妄想と、腐的な妄想は、別のベクトルでそれぞれ妄想しちゃったりするんですけど、どっちのベクトルでも大満足でございます。
ぬら孫の場合はどうしても、家族愛的な表現に萌えを感じちゃうので、そっちを強く考えちゃうんですが、雑食なのでどちらも 大 好 物 です。すんません。

リクオさんが去った後の、初代の「なんじゃリクオのやつ、むちゃくちゃ強くなりおったの〜!」という言葉が、すんごい嬉しそう。

「ワシも鯉伴も乗り越えて、魑魅魍魎の主となれ……!」

この言葉に、なんか万感の想いがつまってますね。





爺は戦国乱世も知っていて、きっと酷い世の中を見てあれこれ経験して、人をあざ笑うこともあったのだろうけれども、それから珱姫と会って鯉伴が生まれてリクオが生まれて年老いて、今の世の中を「ぬるい」と感じるんじゃなく、自分の孫が生きてる時代が平和で良かったと、ほっとしてそうな爺だと思います。
自分の昔語りも、幼いリクオさんが何回も聞きたがるほどだったってことは、苦労語りではなかったって事だよね。
おもしろかったこと、勝った話、そういうところだけ選んで話してたから、珱姫とのあれこれ、羽衣狐というおそろしについては、触れてなかったわけだし。

木公は、爺のそういうところは尊敬しちゃうわけです。
あれこれ苦労もしてたろうに、そういうのは省いちゃうんだもの。

おかげでリクオさん、苦労知らずのお坊っちゃん三代目として、酷い反抗期もありましたけど!(家なんか継がない!立派な人間になるんだ!……って、しかし若君としての権利だけは享受してるんだよなぁ。お弁当作ってもらったり、洗濯してもらってたりさあ。家から出て他人の手伝いする前に、まずてめぇの事をやれやと。)それでもあんなに素直に、家や仲間のことを思いやる良い子に育ったのは、やっぱり家族愛に恵まれてたからだろうかと思うのです。





…………はあ。NEXTの爺がどうなっちゃうのか考えると胸が痛い。

爺が死んだらリクオさま泣いちゃう。
夜姿でもきっと号泣する。絶対、「ヤだ」とか言う。
だって若様だもの。

七つのボールとか集めちゃうよ絶対。





さて。
ストーリーモード「奴良リクオ」編はこれにて終了。

プレイレポート書く前に、ストーリーモードは全部クリアしてたはずだから、さて次は誰のをやろうかなーと思っておりましたら。



あれ。



おや?



私。





氷麗さんモードはまだ一回もプレイしていないぞ?!






竜二もゆらも鬼童丸も、あまつさえ土蜘蛛でさえプレイ完了済みだと言うのに、なんでだああああ???!!!

不覚!これは不覚!

そうだった、練乳氷苺的なデザートのつもりでとっておいたんだったあああああ!

というわけで、次は氷麗さんをやろうかな。






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